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    コンプロジェクト > ハカセが行くよ Vol.6 薬試寺美津秀さん 
ハカセが行くよ ヒラフジタカヤスとアートな人々の対談集

薬試寺美津秀プロフィール

1966年生まれ。東京在住。
日本唯一にして、最強のテスラコイル・パフォーマー。

テスラコイルの研究を独学自費で続け、2001年、人気ロックグループTUBEのツアーでは7m長の稲妻放電発生に成功。その後、日本テレビ「世界仰天ニュース」、「ぐるぐるナインティーナイン特番」などで相次いでパフォーマンスを成功させてきた。

2006年、世界クラス(東洋最大)のテスラコイルを製作。神奈川県川崎市で開催された「ニコラ・テスラ生誕150年記念イベント」で公開し、絶賛を博した。
2007年には、映画「プレステージ」試写会イベントで、マジックとのコラボレーションに挑み見事成功させた。

また、電気や化学の分野に特化したおもしろ技術の研究に没頭し、高エネルギー関係、乱用薬物問題を研究している。

主な著書:「乱用薬物密造の科学」(データハウス)、「アリエナイ理科の本」(共著)。

1.テスラコイルとは?

ハカセ:こんばんは、今回はなんとステラコイルといえばこの方
      薬試寺美津秀さんとお酒飲みながら
      雑談形式で対談したいと思います。
      今日はよろしくおねがいします!

薬試寺:はじめまして!よろしく!

ハカセ:薬試寺さんはテスラコイル(注1)を使って
      パフォーマンスされているとの事ですが、
      それはどういったものなんですか?

(注1)テスラコイル
ニコラテスラによって開発された 高周波・高電圧を発生させる共振変圧器のこと。 
当時、電気を供給できるアイディアを研究していて、
電気の放電をしようと試みたらしいが実用には至らず。

薬試寺:今回ビデオを持って来てるので一緒に見てみましょう。

※ビデオ観賞しながら…

ハカセ:対象の物に向かって、コイルから放電されていくんですね!

薬試寺:そういうことです。

ハカセ:さすが、you tubeよりきれいですね!

薬試寺:うん、そりゃキレイキレイ!

ハカセ:なんか、音も特徴的で、放電される前から低い音が
      「ブーン…」て感じで出てますね。

薬試寺:そうなんですよ。 
      モーターの回る音がして、それがいいって言う人も多いんですよ! 
      なんか今から始まるぞ!的なね。

ハカセ:そうですね!

薬試寺:演出効果も絶大!

ハカセ:これは原理はどうなってるんですか?

薬試寺:まず最初は200vの電源を引っ張ってきて、
      変圧器を通って15000vになるんです。
      それがコイルに入って100万vになって放電して出て来てるんです。

ハカセ:へぇー! 
      あえて電気を空中に出させるってのが面白いですね!

薬試寺:でも、ニコラテスラ(注2)は出させなかったんですよ。

(注2)ニコラテスラ
旧ユーゴスラニア出身 電気技師・発明家・交流電流、
ラジオやラジコン(無線トランスミッター)、蛍光灯、空中放電実験で
有名なテスラコイルなど多数の発明者。

ハカセ:え!出させなかったんですか!?

薬試寺:出すってのは効率が悪いんです。

ハカセ:というと?

薬試寺:要は、風船に空気を入れていくのと同じで、
      たとえば風船に空気を満タンに入れて、
      一気に吐き出すってのが、一番強い力が出るじゃないですか。
      でも、小さい穴のあいた風船にいくら空気を入れても、
      穴から出てくる放出の力は弱い。
      それと同じで電気を入れながらちょろちょろ出すってのは
      力が弱いんです。

ハカセ:あー、なるほど。

薬試寺:でも、僕にはこの放出する視覚効果が必要だからね。

ハカセ:そうですよね! 科学の実験みたい。

ハカセ:そもそも、なぜこのテスラコイルを作り始めたんですか?

薬試寺:はじめは視覚効果で稲妻を発生させたいとこからきてるんです。
      僕は別にニコラテスラが好きで始めたわけではなく、
      この放電する非現実的なエフェクトが好きで研究したんです。

ハカセ:なるほど!

薬試寺:結局、どういう技術が必要かと調べるとこうなったと。

薬試寺:だから、こんなことやってると、
      SFオタクというかサイエンスオタクだとか、
      異端児とか言われるんだけど、
      実はあんまり興味がないんだよねー。

ハカセ:もともと好きなんですね!

薬試寺:そうだね、作るのがすきなんだね。

ハカセ:薬試寺さんは美術系ですか?

薬試寺:ううん、別に美術系とか化学系とか分野にはこだわらず、
      なんでも。

ハカセ:好奇心が旺盛ですねー。

薬試寺:うん、自分が興味持ったことなら、
      変な言い方すればお金になるならなんでもやってみた。(笑)

ハカセ:そうなんですよねー。
      普通は作ってもお金にならないんですよねー。

薬試寺:なんだかんだいって好きなことばっかやってると、
      道楽でそんなことやって!って見られるしさ、
      やっぱり実益を兼ねてないとダメなんだー。

ハカセ:どんな分野でも第一人者になれればすごいですよ! 
      実際そうなってらっしゃるし!

薬試寺:アハハ

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